会社を辞めるまで

就職と会社生活

就職先で配属されたのは、食品分野の基盤研究部門。研究対象が将来、食品素材につながることを夢見ての基礎的な研究部門であり、英語の専門誌の勉強会が就業後にあったり、学会に出席したりと、いわゆる研究者生活。

しかし、サイエンスの分野で純粋な研究部門にいたのは最初の2年ちょっとだけ。その後、数々の部署に異動になり、会社組織を知るうえで有用な、様々な経験をしました。消費者調査の部門、本社のマーケティング部門、研究所の商品開発部門などなど・・・。

はじめの数年は、「研究者としていかに名を残すか」ということに興味がありましたがしだいに薄れ、会社の経営そのものに興味がわいてきました。よし、いずれは社長に・・・などと深く考えずに思いを抱いていましたが、様々な現実を知るにつれ、その夢もかなえたいとは思わなくなっていました。

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卒業~就職

大学では、農学系の学部で応用生命科学分野の研究室に所属していました。研究内容は簡単に言うと、「食品と健康」のような感じで、生理学に近い研究テーマでした。

同級生の大半は大学院へ進学し、自分も修士課程を修了しました。たいていはその後就職し、就職先は食品や医薬品メーカーが大半です。学会でお会いした研究室の大先輩にすすめられ、また、研究テーマも豊富である会社なので、やりたい研究が出来るのではないかという思いからある食品メーカーの入社試験を受け、無事に就職しました。

大学院在籍時から思っていたことですが、大学ではお金を払って研究に従事しているわけですが、会社ではお金をもらって研究に従事しているわけです。こりゃ、はやく就職して金を稼いだほうがいいよな、と漠然と思っていました。

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